2018年のSDGs動向まとめ-市場の関心

2018年が終わりますね。
2016年からスタートしたSDGsの活動は大きな動きになりつつあります。
2016年当初には探しても探しても出てこなかったSDGs情報は、あらゆるところで目にするようになりましたね。

福岡ではリビング福岡というで特集が組まれました。(最新号も見れます)
2019年の常識!価値観キーワード辞典、という特集。まさに誰にでも触れられるものになってきたことを感じて感慨深いです。
福岡は民間主導のイベントでSDGsがとりあげられることも増えつつあり、
市民主導型で進んでいくのが福岡らしいのかもしれないな、と考えています。
(北九州は、あらゆる方向から進んでいる模様)
 北九州市政10大ニュース
 今年の漢字は「曙」 1位は「SDGs」と「若戸無料化」


-google キーワード(2016/1/1-2018/12/31)

2017半ばからじわりじわりと上昇している姿が特徴的です。
ちなみに落ちている時期は大体休み期間(年末、GW、お盆)です。
要するに「働く」中におけるSDGs関心事が増えているといえます。

地域でいくと東京が一位ですが、これは置いておいて。
2位以降は地域でSDGs推進に取り組んでいるところが挙げられます。
【大学主導】石川県は金沢工業大学が中心となって推進している動き、
 (SDGs推進センター:http://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/ )
【行政主導】滋賀県は行政の取り組みが早いですね。
 (SDGsの普及および実践に係る滋賀の取組)
 自治体職員向け研修を開催していたのも滋賀でした。
【市民主導】京都府は地域でSDGsマップを作っていたり、地域の力があると感じます。
 SDGsマップは2016年からの活動です。
・神奈川はSDGs未来都市関連に県と市が選ばれています。
 SDGs未来都市の中でも更に選定された自治体SDGsモデル地域に、
 神奈川県、神奈川県横浜市、神奈川県鎌倉市と3地域が選ばれています。
 エリアとしての取り組みに今後注目です。

それに伴う関連キーワードをみていくと


1.SDGs 企業
2.esg SDGs
3.esg
4.SDGs ロゴ
5.SDGs 意味
6.SDGs ゲーム
7.SDGs バッジ
8.SDGs アワード
9.esd
10.ピコ太郎 SDGs
11.esg 投資
12.SDGs 169
13.JICA

14.SDGs カードゲーム
15.SDGs 読み方

16.SDGs 吉本
17.経団連
18.SDGs 未来 都市
19.SDGs セミナー
20.SDGs 静岡
企業の関心があることが伺えます。
強く表れているのはESGについての関心でしょうか。

ESG投資(GPIF)

E:環境(Environment)
S:社会(Social)

G:ガバナンス(Governance)
投資における非財務情報要素のことを示します。
私たちの年金を運用しているGPIFも2017年10月に投資原則を改めていて、

株式以外の資産運用においてもESGの要素を考慮するとのことです。
これは、責任投資という観点もありますが、ESGの各指標に取り組むことが長期的な投資収益を拡大していくことを示しているものです。
要するに、環境や社会に対して取り組みがしっかりとしている組織は継続的に利益を上げている(どちらが先か?とは聞かれることですけどね)
世界規模でも投資全体におけるESG投資の割合は増えていて、大きな潮流になってます。

2019年、企業はより一層の取り組み、実践事例に注目していくでしょう。

事業をシフトするにも、新たに始めるにも、
商品を開発するにも、協業するにも、
価値観としてのSDGsを知ることが礎になってきつつあると感じます。




SDGs推進ネットワーク in 九州​◆Tranceforming our World!

SDGs推進ネットワーク in 九州 「持続可能な社会」その実現のために日々の活動や関心ごとを綴っています。 また、九州各地で行われているSDGs関連のイベントもリンクとして発信していきます。

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